下位対決は神戸に軍配! ビジャの7試合ぶりゴールなどで松本を退ける《J1》

2019.09.14 21:20 Sat
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明治安田生命J1リーグ第26節のヴィッセル神戸vs松本山雅FCがノエビアスタジアム神戸で行われ、2-1で神戸が勝利をした。

前節、連勝が「2」でストップした14位・神戸(勝ち点29)。2試合ぶりの勝利を目指す今節は2-3で敗れた北海道コンサドーレ札幌戦からスタメンを2名変更し、ダビド・ビジャが5試合ぶりに先発に名を連ねた。
一方、目標の残留に向けて3戦負けなしと勝ち点を積み上げている17位・松本(勝ち点24)。0-0の引き分けに持ち込んだ大分トリニータ戦からスタメンを1名変更し、中美を12試合ぶりにスタメンに起用した。

試合開始から攻勢に出る神戸は13分、酒井のパスをボックス左外で収めたダビド・ビジャが細かいステップでボックス左に侵攻。対峙したDFを交わしてシュートコースを作ると、右足でコントロールシュートを放つ。これがゴール右下に吸い込まれ、幸先よく先制に成功する。

失点後、なかなか決定的なチャンスを作ることができない松本は35分、敵陣中央左サイドでボールを受けた中美がボックス左へ侵攻。シザースから右足でシュートを放ったものの、GK前川の好セーブに阻まれてしまう。
試合を折り返しても、前半同様にイニシアチブを握る神戸は後半立ち上がりの47分、左サイドを突破した古橋がボックス左からクロス。ファーサイドの田中順也が頭で合わせたが、DFにブロックされた。

追加点が欲しい神戸は68分、敵陣中央でインターセプトした古橋がそのまま持ち運びボックス中央からシュート。しかし、GK守田の好守に遭った。

神戸は再三ボックス内まで持ち運び、シュートまで持ち込むも、松本DFの体を張った対応に遭う。それでも80分、敵陣中央のセルジ・サンペールがボックス右へ展開。ボールを受けた西がアウトサイドで山なりのクロスを供給すると、ゴール前の小川が頭で押し込み、リードを2点に広げてみせる。

苦しい展開となった松本だが、後半アディショナルタイムに意地を見せる。GK守田のロングフィードを敵陣中央右サイドの飯田がそらす。これに反応したセルジーニョがボックス右からシュートを放つと、GK前川に触れられたが、ゴールラインを割った。

しかし、反撃はここまで。2-1で逃げ切った神戸が2試合ぶりの勝利で9位まで順位を上げた。一方、敗れた松本は4試合ぶり黒星で残留に向けてますます苦しくなった。
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