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日本の美“花鳥風月”をダイヤルに閉じ込めた「ザ・シチズン」登場! コーディネートのコツは? 2モデルの魅力にせまる

●移ろう自然の一瞬の美を腕に

 日本古来より、詩歌や絵画の題材として愛されてきた花鳥風月(かちょうふうげつ)。

2024年4月11日にリリースされるシチズンの「Iconic NatureCollection(アイコニック ネイチャー コレクション)」は、自然の美である花鳥風月の意匠を腕時計のデザインに昇華させた、2つの新作ドレスウォッチです。

花鳥風月の「花」をモチーフにした「AQ4100-22W」(写真左)と、「鳥」をモチーフにした「AQ4106-00W」の2モデルを用意
花鳥風月の「花」をモチーフにした「AQ4100-22W」(写真左)と、「鳥」をモチーフにした「AQ4106-00W」の2モデルを用意

 本作の特徴についてシチズンの担当者は「光によって発電するエコ・ドライブ駆動の腕時計にふさわしい、透過性に優れる土佐の一種である典具帖紙(てんぐちょうし)を文字板に採用。

 花鳥風月のうち、それぞれ花と鳥のモチーフをグラデーションのパターンにして典具帖紙に描き、時計を窓に見立て自然のワンシーンを切り取っています」と説明します。

「夏のなかばの“仲夏(ちゅうか)”に咲く花が色づく様子をモチーフにした『AQ4100-22W』と、ザ・シチズンのシンボルである鷲の中でも、ゴールデンイーグルと形容される“イヌワシ”が優雅に飛翔する様子を表した『AQ4106-00W』の2つのモデルを用意しています」(担当者)

 どちらのモデルもケース素材にはスーパーチタニウムを採用。イヌワシをモチーフにした「AQ4106-00W」は、表面加工にデュラテクトサクラピンクを採用することで、ほんのり上品な桜色が印象的な仕上がりです。

「時計を手元に近づけたとき、極薄の典具帖紙(てんぐじょうし)に描かれるオリジナルパターンがさりげなく見える加減の調整にかなりの手間と時間をかけました」(担当者)

 ストラップには、LWG(レザーワーキンググループ)認証を受けたタンナー(製革業者)によって生み出されたワニ革を使用。バーインデックスを備えた3針デイトのエレガンスを際立たせます。

「パーペチュアルカレンダーを搭載しながらも、シンプルかつドレッシーなシルエットに仕上がっていますので、スーツスやジャケットスタイルに合わせていただくのはもちろん、シャツスタイルのアクセントにもよく合います」と話す担当者。

「ワードローブで悩んだら、文字盤の色に合わせて選んではいかがでしょうか。『AQ4100-22W』はネイビーのスーツやシアサッカーのジャケットなど。『AQ4106-00W』ベージュのリネンジャケットなどにもよく合います。日本伝統の美を取り入れた『アイコニック ネイチャー コレクション』で日々の装いを楽しんでいただけると嬉しいです」とコーディネートのコツについて話してくれました。

「AQ4100-22W」「AQ4106-00W」ともに、世界で各300本の限定モデルとなっています。

●製品仕様
・型番:「AQ4100-22W」「AQ4106-00W」
・価格(消費税込み):40万7000 円(AQ4100-22W)、42万9000円(AQ4106-00W)
・ケース素材:スーパーチタニウム
・ベルト素材:ワニ革
・ガラス:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング)
・防水性能:10気圧防水
・ケースサイズ:径38.3mm/厚み12.2mm(設計値)
・ムーブメント:Cal.A060
・発電方式:光発電エコ・ドライブ
・時間精度:年差±5秒
・パワーリザーブ:フル充電時約1.5年(パワーセーブ作動時)
・限定数量:世界で各300本
・発売予定日:2024年4月11日

Gallery 【画像】美しい自然の一瞬を表現したドレスウォッチを画像で見る(9枚)
ダイヤルに隕石を使う腕時計とはどんなもの?

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