遙か昔に思いを寄せる、東京都渋谷区の國學院大學博物館で「縄文早期の居家以人骨と岩陰遺跡」が開催中

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東京都渋谷区の國學院大學博物館 企画展示室で企画展「縄文早期の居家以人骨と岩陰遺跡―居家以プロジェクトの研究成果―」が5月8日(土)まで開催中。

居家以岩陰遺跡の景観写真提供:國學院大學考古学研究室


約8300年前(縄文時代早期)の埋葬人骨が見つかった居家以岩陰遺跡(いやいいわかげいせき)。群馬県の北西部、上信越山地の裾野に位置する小さな岩陰に形成された遺跡は、2014年の調査からこれまでに20体を超える埋葬人骨が出土し、今、注目を集めている。

居家以岩陰遺跡が最も盛んに利用されたのは、豊かな自然環境の中で狩猟採集生活が安定し縄文文化が確立されていった縄文早期の頃(約1万~8000年前)。この遺跡の希有なところは、分厚く堆積した灰層の中に、山棲みの縄文人たちが残した生活廃棄物や埋葬人骨が理想的な保存状態で埋まっていること。定住化への途上にあった縄文早期の人々の生活と文化をつぶさに復元できる貴重な遺跡だ。

【写真】人骨集積B出土状況写真提供:國學院大學考古学研究室


本企画展は、國學院大學考古学研究室が2014年から継続してきた居家以岩陰遺跡の発掘調査の出土遺物と人骨を展示するとともに、JSPS科研費基盤研究(A)「更新世-完新世移行期における人類の生態行動系と縄文文化の形成に関する先史学的研究」として推進してきた共同研究の成果を公開している。

考古学と自然科学とが連携した先端的研究によって、縄文時代早期の居家以人とその生活、文化を解き明かす「縄文早期の居家以人骨と岩陰遺跡-居家以プロジェクトの研究成果-」に出かけよう。

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※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

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