舞台版「フラガール」稽古場公開!樋口日奈(乃木坂46)、山内瑞葵(AKB48)、安田愛里(ラストアイドル)らが集結

東京ウォーカー(全国版)

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初めての主演舞台となる樋口日奈

2006年に公開された日本映画の傑作「フラガール」の舞台化となる「フラガール − dance for smile –」。2019年の初演から約1年半、フレッシュなキャストが集結しての再演が決定。4月3日(土)の開幕を前に、3月15日には取材陣に向けて稽古場が公開され、本作が単独初主演舞台となる樋口日奈(乃木坂46 )を始め、山内瑞葵(AKB48 )、安田愛里(ラストアイドル)ほかキャストたちが意気込みを語った。

「フラガール − dance for smile –」は、昭和40年代の福島県いわき市にある炭鉱町を舞台に、常磐ハワイアンセンター設立までのエピソードを、フラガールに生まれ変わっていく少女達の笑顔と涙で描いた物語。

この日、公開されたのは、フラガールのリーダー・谷川紀美子役の樋口日奈、紀美子の親友・木村早苗役の山内瑞葵に加え、和美役の安田愛里を始めとするフラガールを目指す少女たちと、その先生・平山まどか役の矢島舞美によるシーン。アップテンポなタヒチアンダンスや、特徴的なフラの振り付けをしっかりと披露する場面もあり、舞台への期待がぐんと上がったところで、キャストから意気込みを兼ねての挨拶が語られた。

【写真】公開稽古でも見事なフラダンスシーンを披露した樋口日奈

谷川紀美子役/樋口日奈

「初めての主演舞台ということもあり、どうやったらいいんだろうという不安もあったのですが、今回舞台に出てくる一山一家(いちざんいっか)という気持ちを大切に、皆さんと団結して、物語に込められた思いや人の心を動かすほどの少女たちの熱い気持ち、力強さというのものを皆さんの心にぶつけられるように、頑張っていきたいなと思います」

平山まどか役/矢島舞美

「キャストも一部、新しくなって再演ならではの内容になっているんじゃないかなと思います。東日本大震災から10年という今、この時期に上演できることにも意味があるとも思うので、たくさんの方に観て頂けたらと思います」

山内瑞葵「個人での舞台が4年半ぶりなので、とても緊張しています」

木村早苗役/山内瑞葵

「私自身、個人での舞台が4年半ぶりなので、とても緊張しています。稽古では、皆さんがとてもフレンドリーなので、楽しい時間も多いのですが、刺激を受けながら、ちょっとずつ吸収できるように稽古に励んでいます。フラダンスはもちろん、方言にも挑戦しているので、本番ではもっと成長した自分を見せたいなと思います。観てくださった方に感動をお届けできるように私なりに精一杯頑張りたいです」

安田愛里「お芝居は久々で、しかもこんなに大きな舞台は初めてなので、日々頑張っています」

和美役/安田愛里

「お芝居は久々で、しかもこんなに大きな舞台は初めてなので、皆さんからたくさんいいものを吸収して、レベルアップできるように日々頑張っています。ぜひ楽しみにしていてください」

作品内に登場する、炭鉱で働く人はみんな家族という考え方から生まれた「一山一家(いちざんいっか)」という言葉を使って意気込んだ樋口。キャスト陣から本作へかける熱い想いが伝わってくるなか、取材陣からは稽古についての質問が。

公開稽古でもパワフルなフラダンスシーンを披露した樋口だが、「まずはフラダンスが初めて。しかもタヒチアンダンスという激しい振りもあって。みんなで汗をかきながら練習するというのが部活のような感じで」と、その様子を語った。

樋口日奈「みんなが団結していると感じてるので舞台に立つのが楽しみです」

「みんなの一生懸命さがぶつかりあっているようなところが、この作品の魅力ともリンクしているなと思って、それをいつも肌で感じています。稽古の時点で、みんなが団結していると感じてるので舞台に立つのが楽しみです」と続け、キャストの団結力に自信を覗かせた樋口。

安田愛里「皆さんに精神的にも支えていただきながら稽古に取り組めています」

安田も「普段はラストアイドルというグループで活動しているんですけど、今回はひとりでのお仕事なので、最初はお稽古場でひと言も喋れずに終わってしまったらどうしようと思っていたんです。でも、皆さんすごくフレンドリーで。なんて温かい人たちなんだと、精神的にも支えていただきながら稽古に取り組めています」と語り、すでにチームワークはばっちりといったようだ。

また、演じる役どころについて尋ねられると、樋口は「当時は自分のやりたいことを声に出せなかったり、自分の意見をぶつけることができない状況だったと思うんですけど、そのなかでも自分の正義を信じて突き進むことができる強い子だなと。(演じる)紀美子から、力強さや自分の信念に従ってまっすぐに生きていくと明るい未来があるということを教えてもらっています」とコメントした。

山内瑞葵「方言にも挑戦しているので、本番ではもっと成長した自分を見せたいなと思います」

「早苗は周りを気遣う優しい女の子なので、私も早苗ちゃんのようになりたいなと思いながら頑張っています」という山内に、安田も「気の強いタイプの女の子だけど、温かい一面もあるので、そこを両立させられるように」と語り、それぞれタイプの違う役どころに真摯に向き合っている様子がうかがえた。

安田愛里「気の強いタイプの女の子だけど、温かい一面もあるので、そこを両立させられるように」

最後は、樋口が「大変な状況のなかで、劇場に足を運ぼうと思ってくださる方に、まずはありがとうございますという気持ちと、今のこの状況だからこそ皆さんの心に刺さる、響くメッセージがこの作品には散りばめられていて、演じている私たちもこの作品に毎日力をもらっています。これからを生き抜く力強さというものを皆さんに伝えてくれるんじゃないかなと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。そして、お気をつけて劇場にお越しください」とメッセージを。

山内瑞葵「早苗は周りを気遣う優しい女の子なので、私も早苗ちゃんのようになりたいなと思いながら頑張っています」

舞台「フラガール − dance for smile –」は、4月3日(土)~4月12日(月)まで、東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演予定。

樋口日奈(前列中央)、山内瑞葵(前列左)、矢島舞美(前列右)、安田愛里(後列右)、隅田杏花(後列左)

撮影・取材・文=野木原晃一

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