【用語集02】今さら聞けないキャンプ用語を一挙解説!(さ~な行編)

東京ウォーカー(全国版)

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アウトドアショップやキャンプ場などで使われる、アウトドアにまつわる用語。基本的なワードから、知っておくと便利な専門的な用語まで、これからキャンプを始める人向けに全44用語をピックアップ。用語その2では、さ行~な行を解説していく。

さ行

サイト

テントやタープを設営するスペースのことで、キャンプサイトと呼ばれることも。キャンプ場内のひと区画をはじめ、キャンプ用の区画が集まったエリア全体を指す場合もある。区割りされておらず、自由にテントを張れる場所は、フリーサイトと呼ばれることが多い。

シェラカップ

持ち手が付いた金属製のカップで、錆びにくいステンレスやチタン製のものが主流。直接火にかけることができるので、湯を沸かしたり、鍋やフライパン代わりに使ったり、用途は多彩だ。キレイに重ねて収納できるよう、同じメーカーのものでそろえるのがおすすめ。

自在金具

テントやタープの設営に必要なガイロープに、適度なテンションをかけるための部品。アルミやプラスチックなど材質をはじめ、形もさまざまで、単に「自在」と呼ばれることもある。スライドさせるだけでガイロープにテンションがかけられるという手軽さがメリットで、テントやタープの購入時に付属するガイロープにはほぼ間違いなく付属している。一度テンションをかければ、そう簡単に緩むことはないが、雨や風がある時などはたまに緩んでいないか確認するとよい。

シュラフ(寝袋)

キャンプに必須の寝具で、スリーピングバッグとも呼ばれる。布団の形状に近く、シュラフ内のスペースが多いため、より自由な姿勢で寝られる封筒型、体の形に合わせた形状のマミー型の大きく2タイプがあり、保温性が高いのはマミー型。使用に適した温度、ダウンor化繊などスペックは、シュラフによってそれぞれなので、キャンプに行くシーズンやフィールドによって選ぶようにしよう。

ストーブ

キャンプでは主に、調理用燃焼器具を指し、バーナーと呼ばれる場合もある。燃料はガス、ホワイトガソリンなどがあり、ソロキャンプや登山向けのコンパクトなタイプ、火口を2つ備えたツーバーナーなど用途によってサイズや造りもいろいろだ。

スモーカー(燻製器)

燻製料理を作るギアで、金属製をはじめ、段ボール製などもある。煙を発生させる木材にはスモークチップとスモークウッドがあり、前者が高温・短時間で燻す「熱燻」向け、後者が中温で長時間かける「温燻」に向いている。

た行

耐水圧

テントやタープの生地の浸水に対する強さを示した数値で、耐水圧が高いほど、激しい雨に耐えられる。一方で耐水圧が高くなると通気性が悪くなり、結露が起こりやすくなったり、夏はテント内が蒸し暑くなりやすいのはデメリット。一般的によほどの大雨でなければ、耐水圧2000ミリあれば問題ない。ちなみに一般的な傘の耐水圧は500ミリ程度。

焚き火

現在は直接、地面で火をおこすことがNGの“直火禁止”のキャンプ場がほとんど。焚き火台などを用いて行うようにしよう。

ダッチオーブン

蓄熱に優れた鋳鉄製の鍋。蓋の上に炭や薪をのせることで鍋内部が高温になり、オーブンのような調理ができる。最近では軽量化された鋳造アルミ製、錆の心配が少ないステンレス製もある。

タープ

日差しや雨を防ぐための大きな布。キャンプではテントと組み合わせて、屋根付きのリビングやキッチンスペースとして使用されることが多い。一般的に四角形のスクエア(レクタングル)タイプと、六角形のヘキサが主流。スクエアはタープ下のスペースがヘキサより大きく、ヘキサはスクエアより風に強いことが、それぞれの主なメリット。メーカーによってはテントと一体化するタイプもあるので、サイズや利用人数などで選んでみよう。

着火剤

文字通り、炭や薪への着火を助けるアイテム。アルコールなどを原料としたゼリータイプ、木材と石油系燃料から作った板状タイプなどがあり、ともに可燃性は高い。

ツーバーナー

火口が2つある調理用燃焼器具。もともとはアメリカのアウトドアメーカー、コールマンが開発したもので、現在ではさまざまなメーカーから販売されている。火力の強いホワイトガソリンを燃料とするタイプ、手軽なガスタイプなどがあり、ビギナーには後者がおすすめ。アウトドア用のガスカートリッジ(OD缶)のほか、カセットコンロ用のガスボンベ(CB缶)が使えるものもある。ちなみに火口が一つのものはシングルバーナーと呼ぶ。

ツールームテント

寝室はもちろん、リビングスペースまで備えているテント。利用人数によってはタープが不要となるので、荷物が少なくてすみ、設営の手間も減る。さらに、構造上、リビングスペースへの虫の飛来などが軽減できるのもメリットだ。一般的に寝室はインナーテントで形成、リビングスペースはスクリーンタープのように屋根と側面を囲う造りになっているものが多い。

ドーム型テント

天井部分がドームのように丸みを帯びたテント。弧を描くように曲がるしなやかなポールでテントを形作るので、設営が楽。さらに軽量かつコンパクトな収納が可能なので、キャンプビギナーにおすすめのテントだ。

な行

難燃性

燃えにくい性質を指す言葉。「火の粉などが付いても燃え広がりにくい」という意味で、「燃えない」ということでは決してない。焚き火用などアウトドアウェアに用いられることも多く、ポリエステルとコットンを混紡した「TC」「T/C」「ポリコットン」、純粋なコットンをはじめ、難燃性ポリエステルなど、難燃性の生地はさまざま。「TC」「T/C」「ポリコットン」製のタープやテントもある。

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