【仔猫を拾ったので】乳児の夜泣き時には飼い主さんと一緒に子守り

東京ウォーカー(全国版)

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ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」( @konekowohirotta )さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。今回は第18回です。


573日目

夜泣きするとき。黒猫は未だに、眠い目を擦りながら(?)一緒に起きて近くまでのそのそやってくる。勿論黒猫は抱っこもオムツ替えもできないから、何をするでもないし、基本的にウトウトしているかほぼ寝ているのだが。ゴロゴロ喉を鳴らす音は、とても落ち着く。感謝。


589日目

乳児が戻ってきて、フンフン言いながら定位置に収まる黒猫。キジトラはといえば、留守中「就寝時いつも布団に潜ってきて腕枕で寝ていた。甘えん坊大将軍だった」とのことで、配偶者は満更でもなさそうであった。


602日目

キジトラと乳児、ちょっと珍しい組み合わせ。乳児を寝かしつけたら、いつの間にかキジトラが背後に控えていて、のっそり寄ってそのまま寝た。黒猫がそれを見ていたのでてっきり一緒に寝るのかと思いきや近くのクッションで横になって寝た。


606日目

乳児を膝に半分乗せて遊ばせていたら、何を思ったかその間にギュギュっと身体を押し込み割り込んできた黒猫。どう考えても乳児の餌食になる予感しかせずまさしくその通りであったが、黒猫は膝枕を優先。その後乳児を見守り(?)ながら、ボサボサにされた毛並みをこれ見よがしに整えていた。


651日目

黒猫が膝の上でゴロゴロしていたら、それを見た乳児が突進してきた。膝の奪い合いか。ふたりとも、私の為に争わないでーなんて思っていたら、乳児は黒猫の前で止まり、そーっと背中に顔を近付けてスリスリ。頬から伝わる感触がよほど好きなのかウットリ。選ばれたのは、黒猫でした。


653日目

寝る

泣く

すがる

寝る

布団に入れ直す
(繰り返し)


660日目

オムツ交換を手伝う(?)黒猫。夜間オシッコしてグズグズ起きてしまった1歳児のオムツを交換をしている間、覚醒したり寝返ったりするのをなんとな~く阻止する。緩く蹴られることもなんのその。最後は尻を揉んで終わり。効果はまぁまぁ。


674日目

キジトラの方が背が高く小顔。窓の外を見るキジトラに慎重に近づく1歳児。触ると逃げるのがわかっているのかやや我慢していたようだが、結局こっそり触れて、ばれて、キジトラはフン!と去った。その後今日は珍しく一緒に昼寝をしていたキジトラであった。黒猫は見守って(?)いた。


700日目

遊んでいるのか、遊ばれているのか。猫がふたり同時に構ってくれるのがあまりにも嬉しいのか終始大爆笑している1歳児に対し、眼差しが真剣過ぎる猫ふたり。遊びだって手を抜かない。


744日目

自分で「いないいないばぁ」が出来る(?)ようになった1歳児。トレンドの遊びなのかいつでもどこでもいないいないばぁをしたがり、その標的は黒猫にまで。着替え途中、黒猫の近くに転がって目元を隠してバァー!と言いながら顔を見せ、爆笑しながらセルフ拍手。黒猫は、見ていなかった。


750日目

衣替え…という程でもないけれど冬物で使わなくなってきたものもあるので1歳児の衣類を整理していたところ、箱を感知したキジトラが空いた箱や棚にイン。それを察知した1歳児がキジトラの近くへゴー。…を察知した黒猫がその後やってきたが、1歳児もキジトラも飽きて去ってしまった。


【この時期の特徴・注意点】赤ちゃんと猫の共同生活。強制はせず猫のペースで生活させてあげましょう

赤ちゃんと猫が共同生活を行う場合、飼い主さんはきっと顔合わせの前に不安に思うことも多いはずです。

赤ちゃんを引っ掻いてしまったら、噛んでしまったら、顔に覆い被さってしまったら…あるいは猫がストレスで体調を崩してしまったら、粗相が増えたり攻撃的になってしまったらなどなど、様々な心配事が浮かんでくるのではないでしょうか。

ですが猫は警戒心の強い生き物なので、よほどフレンドリーすぎる子でない限りは急に赤ちゃんと距離を詰めてくるというパターンは少ないため、気を張り詰めすぎず、自由に生活させてあげるのがベストです。

赤ちゃんがハイハイやヨチヨチと歩き出したりすると、赤ちゃんのほうから猫にちょっかいをだしたり、追いかけたりする場面があるかもしれません。猫は嫌なことがあれば高いところに登り自身で安全な場所へ逃げていくことができるので、程よい距離感で大きなトラブルも回避できていることが多いです。

また、赤ちゃんと猫の共同生活において飼い主のママやパパ、ご家族に気をつけてほしいことは、赤ちゃんに近づこうとする猫を怒らないこと。赤ちゃんにあまり近づいてほしくないからといって「近づかないで!」と叱ってしまうと、猫にとって“赤ちゃん=敵”と認識してしまい、関係が悪化する可能性もあります。環境変化に敏感な猫であればストレスによる粗相や攻撃行動を更に助長させてしまうことも。「新しい家族をよろしくね」など無理に赤ちゃんを猫に近付けるのも、神経質な猫ではパニックとなって攻撃することもあるので避けるべきです。

むしろ、赤ちゃんをかまう時には猫も撫でたり遊んだりしてあげると”赤ちゃんをかまっている時は僕もかまってもらえる”と認識して良好な関係性を築くきっかけとなったり、気難しいタイプの猫であれば状態によっては動物病院で不安を和らげる薬を処方して貰ったり、そうした効果のあるフェロモンのスプレーや拡散器の設置、気持ちを落ち着かせる成分を含んだ療法食に切り替えたりしてみても良いでしょう。

猫が赤ちゃんに慣れるまでの時間はかなり個体差があります。赤ちゃんと猫の距離感を見守りながら、無理強いはせず、攻撃的な行動を取らない限りはできるだけ猫のペースに合わせて生活させてあげましょう。

※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください。

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