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上司が高給をもらっていると考える従業員はよりハードに働く? ほか

Workstyles News July 4th week,2018

2018.07.31

Updated by Wataru Nakamura on July 31, 2018, 07:00 am JST

世界各国の有給休暇の違い【Business Insider】
Business Insiderが世界各国の有給制度を比較。1年に30日間のブラジルから25日間のスウェーデンやデンマーク、勤続年数によって10〜20日間の日本、7〜14日間のシンガポール、企業に有給休暇の付与が義務付けられていない(企業ごとに制度が異なる)米国など15カ国の有給制度を紹介している。

原文:How paid vacation time is different around the world

米国、無給のインターンシップは時代遅れに【WSJ】
米国では、失業率が過去最低レベルに低下していることで、以前は無給であった未経験労働者向けのインターンシップなどのポジションにも給与が支払われるように変わってきているという。WSJによれば、2012年には無給のインターシップがおよそ半数を占めていたものの、これをピークにその割合は減り続けているという。

原文:Unpaid Internships Are Going Out of Style

有給休暇の寄付は「トレンディなギフト」ではない【Fast Company】
米国のテレビ番組「Good Morning America」が「妊娠した同僚に自分の有給休暇を送ることが新たなトレンドになりつつある」という話を伝えたことに対してFast Companyが言及。米国が先進国で唯一、有給の産休・育休を企業に義務付けていないことを挙げながら「政策の失敗であり、美談のように伝えるべきではない」と指摘している。

原文:No, GMA: Donating vacation time isn't a “trendy” gift. It's a sign of crisis

上司が高給をもらっていると考える従業員はよりハードに働く?【Market Watch】
ハーバード・ビジネス・スクールのゾーイ・カレン助教授とUCLAアンダーソンスクールオブマネジメントのリカルド・ペレス-トゥルグリア教授の新たな研究によれば、同僚よりも自分の給与が少ないと考えている従業員は労働時間や業務量が減る傾向にあるという。いっぽうで上司が高い給料をもらっていることを知った従業員は労働時間などが増え、よりハードに働く傾向がみられた。

原文:Employees actually work harder if they think their boss gets a big fat paycheck

オープンプランのオフィスが労働環境を悪化させる理由【Inc.com】
Inc.comがオープンプランのオフィスが生産性に与えるネガティブな影響について指摘。「嫌な上司と常に顔を合わせざるを得ない」、「風邪などの感染症が広がりやすい」、「内向的な社員に不安感をもたらす」などを挙げ、従業員のコラボレーション促進とは正反対の効果をもたらすとしている。

原文:Open-Plan Offices Make the Workplace More Toxic

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。