春恒例の「新庄カド焼きまつり」が29日、新庄市の最上公園で始まった。園内には香ばしいにおいが漂い、カドを買い求める来場者でにぎわった。5月5日まで。
ニシンを方言でカドと呼び、まつりは1974年に始まった。今年は約4千匹を用意し、大きいものは約30センチ。スタッフが炭火で30~40分ほどかけてじっくりと焼いた。
同市中道町の主婦大沼秋子さん(78)と孫の美琴さん(22)は「身がふっくらとして皮がパリパリしておいしい」と話していた。新庄観光協会が主催。午前11時~午後3時に1匹1300円で販売する。