ソウル市庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市庁舎(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は14日、市内全域を対象にしている10人以上の集会禁止措置を10月11日まで再延長する方針を発表した。

 ソウル市は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日、8月15日)の大規模集会に関係する新型コロナウイルスの感染が全国に拡大したことを受け、8月21日から市内全域に10人以上の集会禁止措置を出した。感染拡大が続き、同措置を今月13日まで延長していた。

 ただ、政府がこの日、首都圏での新型コロナウイルスの防疫措置「社会的距離の確保」のレベルを最高の第3段階に近い「2.5段階」から第2段階に引き下げたことを受け、一部の防疫強化措置は終了する。

 ソウル市は8月31日から午後9時以降の市内バスを減便してきたが、この日から平常に戻す。漢江公園の駐車場への午後9時から翌日午前2時までの進入制限と公園内の売店・カフェの午後9時の営業終了措置は解除される。ただ、汝矣島やトゥクソム、盤浦など主な漢江公園内の密集地域への立ち入り規制措置は維持される。

 屋内50人以上・屋外100人以上の集まり禁止、スポーツの無観客試合、屋内の国公立施設の運営中断、クラブなど感染リスクの高い11業種の営業禁止などは維持される。

 学校の登校人数の調整など密集度緩和、教会の対面礼拝禁止、店舗などでの利用客の名簿作成などの措置も続けられる。


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