国会で答弁する丁首相=4日、ソウル(聯合ニュース)
国会で答弁する丁首相=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は4日、国会の対政府質疑で、日本との関係について、「日本が歴史問題で取るべき態度を取らないことは非常に遺憾だ」としながらも、協力すべき問題については、歴史問題と未来志向の協力を分離して対応する「ツートラック」を基調に関係を戻し、維持するための努力をしていると説明した。 政府が反日感情を国内政治に利用しているとの指摘については、日本が韓国に対して行った過ちを指摘せず、日本側を擁護するような声があることに驚いているなどと述べた。 中国の習近平国家主席の訪韓を推進するのは、来年の大統領選を念頭に置いたものではないかという指摘については、「大統領に対する冒涜(ぼうとく)だ」と反論した。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領がバイデン米大統領との電話会談に先立ち、習氏と電話会談をしたのは不適切だったとする指摘については、「同意しない」とし、誰かの顔色をうかがうようなことはしないと強調した。
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