1月20日、SKバイオサイエンスの安東工場でアーク氏とテレビ電話を行う文大統領=(聯合ニュース)
1月20日、SKバイオサイエンスの安東工場でアーク氏とテレビ電話を行う文大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日午後、青瓦台(大統領府)で米ノババックスのアーク最高経営責任者(CEO)と会談し、新型コロナウイルスのワクチン問題について議論する。

 青瓦台の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官は会談について、「韓国とノババックスのワクチン生産協力関係の拡大、迅速な許認可申請など国内導入について議論する」と伝えた。

 会談には成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官や権徳チョル(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官、SKバイオサイエンスの関係者らが同席する。

 韓国政府はノババックスから2000万人分のワクチンを導入する予定で、SKバイオサイエンスが国内工場で全量を生産する。技術移転を受け、韓国で生産される初のワクチンとなる。文大統領は1月20日、慶尚北道・安東にあるSKバイオサイエンスの工場を視察している。

 アーク氏はワクチンを生産するSKバイオサイエンスの工場を視察するため韓国を訪問した。


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