仁川国際空港で海外から入国した人たちが移動している=23日、仁川(聯合ニュース)
仁川国際空港で海外から入国した人たちが移動している=23日、仁川(聯合ニュース)
◇「デルタ株」拡大 国内でも優勢になる可能性 従来型の新型コロナウイルスより感染力が強いインドの変異ウイルス「デルタ株」が世界各国に急速に広まり、再流行への懸念が出ている。英国など主要国に続き、国内でも従来型より優勢な変異ウイルスになる可能性があり、防疫当局は多角的な対応を模索している。◇北朝鮮外相談話に米国務省「肯定的な反応期待」 北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)外相が米国との接触を考えていないとの談話を発表したことについて、米国務省の報道官は聯合ニュースの質問に対し、「北朝鮮がわれわれの対話提案に肯定的に応じることを望む」と述べた。北朝鮮の対話拒否にも外交の可能性を開いて対話再開を模索する一方、朝鮮半島情勢を安定的に管理する考えとみられる。◇消費心理が6カ月連続改善 予想上回るワクチン接種・輸出好調など後押し 韓国銀行(中央銀行)が発表した6月の消費者動向調査の結果によると、経済状況に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数(CCSI)は前月から5.1ポイント上昇した110.3となり、景況感は6カ月連続で改善した。ただ、住宅価格や金利、物価が上昇するとの見通しも増えている。韓国銀行は予想を上回る新型コロナウイルスワクチンの接種、輸出好調、就業者増加などで経済回復への期待が高まったと分析した。◇国会で対政府質疑の最終日 コロナ対応巡り攻防へ 国会は本会議を開き、教育・社会・文化分野の対政府質疑を行う。政治・外交・統一・安全保障分野(22日)、経済分野(23日)に続く対政府質疑の最終日で、新型コロナウイルス対応を巡り、与党「共に民主党」は防疫の成果をアピールすることに注力する一方、最大野党「国民の力」は不安定なワクチン供給問題などを追及するとみられる。
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