新型コロナウイルスの検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は27日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から614人増え、累計15万5071人になったと発表した。市中感染が570人、海外からの入国者の感染が44人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(668人)から54人減ったが、5日連続で600人を上回った。週末は平日に比べ検査件数が少なく、新規感染者数も減少する傾向にあるが、この日は日曜としては5月16日以来6週ぶりに600人を超えた。 新たに確認された市中感染者570人を地域別にみると、ソウル市が242人、京畿道が171人、仁川市が24人で、首都圏が計437人と全体の76.7%を占めた。 首都圏以外の地域では、忠清南道が23人、江原道が19人、大田市が15人、慶尚南道が13人、釜山市と光州市がそれぞれ12人、大邱市と世宗市がそれぞれ8人、全羅北道が6人、全羅南道が5人、慶尚北道が4人、蔚山市と忠清北道がそれぞれ3人、済州島が2人だった。 語学講師の集まりに端を発した集団感染が京畿道内の語学学校5カ所に広がり、これまでに75人の感染が確認された。また、釜山市の水産業者で計35人の感染が判明するなど、新たなクラスター(感染者集団)が各地で発生している。 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは44人だった。このうち34人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの10人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から1人増えて計2013人となった。韓国国内の平均致死率は1.30%。重篤・重症患者は2人減り、147人となっている。 26日の検査件数は1万3162件で、前の日に比べて1万5809件少なかった。
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