ワクチン接種後、副反応に備えて待機する人たち(資料写真)=(聯合ニュース)
ワクチン接種後、副反応に備えて待機する人たち(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は3日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が6月30日~今月2日の3日間に新たに4821件報告されたと発表した。このうち死亡が16件だった。 接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに9件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例は272件報告された。このほかの4524件は注射した部位の痛みや腫れ、発熱、頭痛などの比較的軽い症状だった。 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計9万4549件となった。3日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計1948万7624件の0.49%に当たる。 累計接種件数に対する副反応の報告率は、英アストラゼネカ製ワクチンが0.62%、米ヤンセンファーマ製が0.59%、米モデルナ製が0.45%。米ファイザー製が0.24%。 これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計372人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が212人、アストラゼネカ製が158人、ヤンセンファーマ製が2人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計509人となる。 これまでの全ての副反応の報告のうち、95%に当たる8万9831件は比較的軽い症状だった。 予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
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