接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例の新たな報告はなかった。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例は16件報告された。このほかの483件は注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計10万1331件となった。12日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計2033万660件の0.50%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は、英アストラゼネカ製ワクチンが0.65%、米ヤンセンファーマ製が0.63%、米モデルナ製が0.56%、米ファイザー製が0.25%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計402人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が225人、アストラゼネカ製が171人、ヤンセンファーマ製が6人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計552人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち95.0%に当たる9万6225件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
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