中央防疫対策本部の会議で発言する全氏=23日、ソウル(聯合ニュース)
中央防疫対策本部の会議で発言する全氏=23日、ソウル(聯合ニュース)
◇午後6時以降は集まり「2人まで」 首都圏の防疫措置を2週間延長 中央防疫対策本部第2次長の全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官は23日、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)に適用している新型コロナウイルス感染防止策「社会的距離の確保」の最高レベル(第4段階)と午後6時以降の3人以上の私的な集まりの禁止措置を2週間延長する方針を発表した。政府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首都圏の社会的距離の確保のレベルを第4段階に引き上げた。同措置は25日に終了する予定だったが、流行の「第4波」が続いているため、来月8日まで延長する。◇新規コロナ感染者1630人 17日連続で1千人上回る 中央防疫対策本部は、23日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1630人増え、累計18万5733人になったと発表した。新規感染者数は過去最多となった前日(1842人)に比べると212人少ないが、7日から17日連続で1000人を超えた。市中感染が1574人、海外からの入国者の感染が56人だった。◇独での「少女像」展示 運営側にメール数百通 ドイツ南部ミュンヘンで始まった企画展の運営側に、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の展示を憂慮する電子メールが数百通届いていることが分かった。差出人はそれぞれ別のドイツ人らしき名前だが、それ以外はすべて同じ内容となっている。少女像の展示は韓国と日本、ドイツの文化芸術家団体「アート5」が企画し、21日午後(現地時間)に始まった。これらのメールは、「芸術と民主主義」をテーマにした企画展での少女像展示を憂いた後、少女像は議論の余地があるもので韓日間のあつれきの原因だったと説明。企画展のテーマは人権より政治との関連が強く、ドイツの歴史を踏まえると開催は道徳的に不適切だと主張している。◇ユーチューブ再生数1位の「Baby Shark」 盗作訴訟で勝訴 世界的なヒット曲「Baby Shark(サメのかぞく)」を制作した韓国のスタートアップ企業「スマートスタディー」が自身の曲を盗作したとして、米国の作曲家ジョニー・オンリー氏が損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は原告敗訴の判決を言い渡した。「Baby Shark」はスマートスタディーが2015年に発表した。振り付きの動画「Baby Shark Dance」は動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数90億回を超え、ユーチューブ全体の動画で1位を記録するなど、世界的に大きな人気を集めている。
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