韓国　けさのニュース（８月２６日）

◇コロナ支援金　経済副首相「中秋節前に支給開始」　洪楠基（ホン・ナムギ）経済副首相兼企画財政部長官は２６日、新型コロナウイルス対策として全国民の約８８%が１人当たり２５万ウォン（約２万３６００円）を受け取る国民支援金について、秋夕（中秋節、今年は９月２１日）前に支給を開始すると発表した。政府はこれまで、今月末までに国民支援金の支給準備を終えるが、支給時期は新型コロナの状況を鑑みて防疫当局と協議の上決定するとしていた。◇アフガン現地職員ら３９１人　パキスタンから韓国へ出発　イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタンで韓国政府に協力していた現地スタッフとその家族が、韓国軍の輸送機で２６日午後３時５０分すぎに仁川国際空港に到着する。外交部は輸送機１機がこの日午前４時５０分すぎ（日本時間）、経由地のパキスタン首都イスラマバードの空港を韓国に向けて出発したと明らかにした。現地スタッフとその家族３９１人が入国する予定だ。到着後に新型コロナウイルス検査を受けた後、中部の忠清北道・鎮川にある国家公務員人材開発院に滞在する予定だ。◇きょうから１８～４９歳のワクチン接種開始　中秋節前に７割が１回目完了へ　政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、１８歳から４９歳を対象とするワクチンの接種を全国の委託医療機関と予防接種センターで開始したと発表した。接種には遺伝情報物質メッセンジャーＲＮＡ（ｍＲＮＡ）を使った米モデルナ製または米ファイザー製ワクチンが使われる。政府は秋夕の連休（９月１９～２２日）までに全国民の７０%に当たる３６００万人に１回目の接種を終え、１０月中に２回目の接種も完了する方針だ。◇最大野党の劉承ミン前議員　きょう大統領選出馬表明　最大野党「国民の力」の劉承ミン（ユ・スンミン）前国会議員は２６日午前、オンライン会見を開いて大統領選（来年３月９日実施）への出馬を表明する。劉氏は会見後、自身の地盤である南東部・大邱市に直行する。朴槿恵（パク・クネ）前大統領の弾劾以降、疎遠になっている保守派の票田で支持固めを図るとの意味とみられる。