ソウル市銅雀区内に設けられているワクチン接種会場。接種を受けた後、経過観察のため待機する人々(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市銅雀区内に設けられているワクチン接種会場。接種を受けた後、経過観察のため待機する人々(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は6日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が4、5日の2日間に新たに2451件報告されたと発表した。このうち死亡が4件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。 接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに7件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は56件あった。このほかは注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。 1回目に英アストラゼネカ製のワクチンを接種し、2回目に米ファイザー製を接種した人の副反応は91件増え、計5176件となった。 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は計19万2559件となった。今月6日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計4648万8689件の0.41%に当たる。 累計接種件数に対する副反応の報告率は米ヤンセンファーマ製ワクチンが0.62%、米モデルナ製が0.60%、アストラゼネカ製が0.47%、ファイザー製が0.33%。 これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計558人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が300人、アストラゼネカ製が242人、ヤンセンファーマ製が9人、モデルナ製が7人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化して死亡したケースを含めると、死者は計804人となる。 これまでの全ての副反応の報告のうち、95.7%に当たる18万4229件は比較的軽い症状だった。 予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
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