ソウル近郊の京畿道平沢市にある烏山空軍基地に到着し、在韓米軍関係者の出迎えを受けるオースティン氏(左、写真共同取材団)=30日、烏山(聯合ニュース)
ソウル近郊の京畿道平沢市にある烏山空軍基地に到着し、在韓米軍関係者の出迎えを受けるオースティン氏(左、写真共同取材団)=30日、烏山(聯合ニュース)
◇米国防長官「韓国に対する挑戦は韓米同盟への挑戦」 米国のオースティン国防長官は聯合ニュースに寄せた寄稿文で、韓国に対する挑戦は韓米同盟全体への挑戦だとの認識を示した。オースティン氏は30日に来韓した。同氏は「同盟は準備ができている」というタイトルの寄稿文で「韓国の安全保障に対する米国の拡大抑止コミットメント(約束)は堅固だ」と強調した。北朝鮮が韓国を攻撃した場合、韓米同盟と米国に対する挑戦とみなし強力な対応を取るとの意味とみられる。オースティン氏は31日、韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官と会談し北朝鮮の挑発への対応策について話し合う予定だ。◇北朝鮮 1~2日前に固体燃料エンジンの実験か 米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、北朝鮮が29日から30日の間に固体燃料を用いた発射体のエンジン実験を行った兆候が捉えられたと報じた。報道によると、米衛星運用会社「プラネット・ラブズ」が30日午前に撮影した東部の咸鏡南道・咸州のエンジン試験場の衛星写真では、発射台の横の野原が黒く焼けていた。写真を公開した米ミドルベリー国際大学院モントレー校の研究員は「北朝鮮が宇宙開発(衛星)発射計画に固体燃料を使用したことはなく、今回の実験はミサイル計画用とみられる」と説明した。◇北朝鮮が2月に武力挑発再開か 大型政治行事続々 今年の元日に短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射後、目立った武力挑発を行っていない北朝鮮が、政治行事が相次いで開催される2月に再び挑発に乗り出す可能性が指摘されている。2月には朝鮮人民軍の正規軍創設を祝う建軍節(8日)、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(16日)と大型の政治行事が続き、韓米両国による抑止戦略委員会(DSC)の図上演習(TTX)も行われる。専門家らは、これらの行事と韓米軍事演習の日程を踏まえると、北朝鮮が2月に挑発を再開する可能性が高いとみている。◇新規コロナ感染者1万9629人 前週比約7300人増 中央防疫対策本部は31日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1万9629人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約7300人多い。
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