国会で開かれた輸出戦略を話し合う企業、与党、政府による協議会=3日、ソウル(聯合ニュース)
国会で開かれた輸出戦略を話し合う企業、与党、政府による協議会=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国経済を支える輸出が5カ月連続で減少し、貿易赤字が1年間続いて不安感が高まっていることを受け、韓国の与党と政府、企業による対策協議会が3日、国会で開かれた。 協議会には産業通商資源部の李昌洋(イ・チャンヤン)長官や与党「国民の力」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表、半導体大手・SKハイニックスの金東燮(キム・ドンソプ)社長らが出席した。 協議会では世界的な景気鈍化や半導体市場の低迷が続くとみられる厳しい状況にあるとの認識を共有し、輸出危機の克服に向け、政府と国会、企業が総力を注ぐことで一致した。とりわけ、半導体は韓国の輸出の20%を占めるが、この2カ月間は輸出額が前年同月比40%以上減少していることから輸出・投資の拡大にどうつなげるかについて集中的に議論した。 李氏は「今年の総輸出額目標6850億ドル(約93兆6300億円)を達成するため、目標履行実績を徹底的に点検する」として、「半導体や自動車、鉄鋼は通商環境の変化が企業の経営負担につながらないよう、主要国と緊密に協力する」との方針を示した。
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