ブランド別の登録台数では米EV大手のテスラが独車大手メルセデス・ベンツを抑え、2位を占める異変が起きた。
ベンツ、BMW、アウディー、フォルクスワーゲン(VW)の独車による「4強」構図が崩れる「地殻変動」が起きたと言えそうだ。
BMWが6549台で1位を記録したなか、テスラは6025台で、ベンツ(4197台)を抑え、2位を記録した。
次いでレクサス(1218台)、ボルボ(1081台)、フォルクスワーゲン(949台)、ミニ(911台)、ポルシェ(781台)、トヨタ(759台)と続いた。
テスラは1月は1台、2月は174台にとどまったが、EV補助金が確定して3月から登録台数が急増した。一方、ベンツは紅海航路の混乱などで引き渡しが遅れ、登録台数が大幅に減少した。
燃料別の登録台数はハイブリッド車(HV)が9967台、EVが8242台、ガソリン車が5901台、プラグインハイブリッド車(PHV)が585台、ディーゼル車が568台。
ベストセラーモデルはテスラの「モデルY」で5934台。BMWの「5シリーズ」(2259台)、レクサスの「ES」(822台)、ベンツ「GLC」(610台)が続いた。
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