2023年11月、北朝鮮北西部の平安北道・東倉里にある西海衛星発射場から打ち上げられた偵察衛星「万里鏡1号」を搭載した新型運搬ロケット「千里馬1」(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2023年11月、北朝鮮北西部の平安北道・東倉里にある西海衛星発射場から打ち上げられた偵察衛星「万里鏡1号」を搭載した新型運搬ロケット「千里馬1」(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】アジア歴訪中の米宇宙統合軍のホワイティング司令官は24日、東京でオンラインの記者会見を開き、北朝鮮がさらなる偵察衛星打ち上げを計画しているとして「北朝鮮のミサイル開発と衛星打ち上げを注視している」と述べた。

 北朝鮮は昨年11月に初の軍事偵察衛星を打ち上げ、翌12月の朝鮮労働党中央委員会総会では2024年にさらに3基打ち上げる方針を明らかにした。

 ホワイティング氏は北朝鮮の衛星打ち上げや大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射は国連安全保障理事会決議に違反していると強調し、中止を求めた。また、韓米日3カ国が引き続き協力すべきだと強調した。

 同氏は米ハワイのインド太平洋軍司令部をはじめ韓国や日本などアジア諸国を歴訪している。今月22日には韓国で軍制服組トップの金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長と宇宙分野の協力について議論した。

 ホワイティング氏は「韓国・日本などのパートナーと共に宇宙の重要性について議論した」と述べ、宇宙分野での共同訓練や部隊間の協力拡大に期待を示した。


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