ハマス戦闘員の武器として国家情報院が1月に公開した写真。青線で囲んだ部分が北朝鮮製の部品とみられる(国家情報院写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ハマス戦闘員の武器として国家情報院が1月に公開した写真。青線で囲んだ部分が北朝鮮製の部品とみられる(国家情報院写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関の国家情報院(国情院)は30日に発刊した冊子「2023年のテロ情勢と2024年の展望」で、北朝鮮がドローンと動力付きパラグライダーを活用した侵入、テロを試みる可能性があると懸念した。国情院は「北とイスラム組織ハマスが軍事訓練、戦術交流などで連携した疑いが指摘されている」と言及した上で、北朝鮮がハマスによるイスラエル奇襲を模倣することもあり得るとの見解を示した。

 国情院は1月に、ハマスが北朝鮮製の武器を使用していると判断されるとし、証拠として部品にハングルが書かれたハマス戦闘員の武器の写真を公開していた。

 冊子には「北が過去の(韓国)総選挙のたびに介入を企てた点を踏まえると、今回もさまざまな形の挑発をもくろむものとみられる」という記述がある。脱北者や要人への危害、境界地域での銃撃・砲撃といった物理的な攻撃のほかに、偽ニュース拡散などの心理戦を並行する可能性があると予測した。ただ、総選挙実施から20日たつ現在も、北朝鮮によるこうした挑発の動きは捉えられていない。

 国情院はまた、韓国内でイスラム過激派を支持する勢力がユダヤ人やイスラエル関連施設などへの攻撃を扇動したり行動を起こしたりする可能性があると分析した。

 昨年のテロに関しては、新型コロナウイルス収束後のテロの増加傾向をはじめ、ハマスの攻撃に表れたテロのパラダイムの変化や、ドローンが本格的にテロの手段として使われ始めている点などを指摘した。 


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