ウマ娘のコスプレ娘はインフラエンジニアとの二刀流 ワンフェスステージで元気ハツラツ

山本 鋼平 山本 鋼平
メイショウドトウのコスプレを披露したてんどんまる。さん
メイショウドトウのコスプレを披露したてんどんまる。さん

 世界最大の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)2022冬」が6日、千葉・幕張メッセで開催された。メーンステージに登場したコスプレイヤー「てんどんまる。」さんは、インフラエンジニアの仕事と活動を両立させている。

 ライブ配信アプリ・ミクチャとコスプレ応援オーディションアプリ・クラップスとの合同企画。20年冬以来に有観客開催されたワンフェスを彩った。「ウマ娘」メイショウドトウのコスプレを披露した彼女は「開場からすぐのイベントでしたが、多くの人が見に来てくれてうれしかった。温かい雰囲気でした」と振り返った。こだわりは「耳毛とアホ毛です」と自作のパーツに胸を張った。

 10代から活動を開始し9年目。大学の情報学部を卒業し、インフラエンジニアとしてITインフラの運用や保守を行う。主にSNSゲームのアプリを担当。「休日でも深夜でもアプリに不具合があれば、緊急メンテナンスをしなければならないところが大変です」と語った。クラップスの公式モデルコスプレイヤーの肩書を持ち、池袋を中心にイベントへの参加を続けている。「月に1回は活動がないと嫌な気持ちになりますね」と笑った。

 アニメ好きで自分に自信を持てず、変身願望から始めたコスプレイヤー。「コスプレはお金がかかるので、仕事は頑張らないと」とモチベーションを明かしつつ「今は自分のことが好きになりました。自分が楽しくて、自分を見てくれる人も楽しい気持ちになれる活動を続けていきたい」と今後を見据えていた。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース