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定まらない花王の戦略、問われるトップの決断力 値上げを掲げる一方でキャンペーン値引きも

東洋経済オンライン
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日用品・化粧品大手メーカーの花王。原材料高騰と既存事業の停滞により、3期連続の減益と厳しい状況だ。

業績が振るわない中、価格戦略を疑問視する声も聞かれる。その一例が、2022年12月にPayPayとタッグを組んでドラッグストアで実施したキャンペーン。花王の商品を5000円以上購入すると、最大30%のPayPayポイントが消費者に還元されるというものだ。

このキャンペーンをめぐって、業界関係者からはこんな声が上がった。

「値上げしたいのか、それとも値下げをしたいのかよくわからない」

というのも花王は2022年4月から「メリーズ」の出荷価格を10%引き上げたり、5月に刷新した「アタックゼロ」について容量を少なくしながら価格を据え置いたりするなど、さまざまな商品で実質的な値上げを実施しているからだ。

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