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白血病の7歳少女が残した8千枚の絵が、未来の患者を救った 治らない病を「闘える病」に変えた骨髄バンク、必要なのは一人でも多くのドナー(前編)

白血病の7歳少女が残した8千枚の絵が、未来の患者を救った 治らない病を「闘える病」に変えた骨髄バンク、必要なのは一人でも多くのドナー(前編)
白血病の7歳少女が残した8千枚の絵が、未来の患者を救った 治らない病を「闘える病」に変えた骨髄バンク、必要なのは一人でも多くのドナー(前編)

 血液のがんである白血病は、永く「治らない病」だった。抗がん剤では必ずしも治らなかったり、再発したりする。それでも、血液をつくる細胞を他人から分け与えてもらう「骨髄移植」があるが、白血球の型が一致するドナー(提供者)が必要だ。血縁者で一致する人がいないと打つ手がなくなる。苦境を打開すべく、血縁者以外からドナーを見つけることができる「骨髄バンク」ができたのが約30年前。前身の「骨髄移植推進財団」が1991年末に誕生した。以来、闘病を続ける患者の希望となっている。
 ドナーが見つかったとしても、さまざまな費用がかかる。健康保険でカバーできない部分が多いためだ。ただ、そんな患者らを支援する基金がある。創設のきっかけは、白血病で亡くなった7歳の少女が残した絵。画家を夢見て約8千枚も描き、死後に両親が画集として出版したところ、絵を目にした一人の篤志家が支援を申し出た。基金は、今も患者や家族の負担を和らげる力になっている。(敬称略、共同通信=佐々木一範)

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