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大阪維新、次のスター発掘狙った「ASAYAN」戦略は不発? 「ポスト松井」担う吉村府知事、勝敗ラインを設定した真意とは

47リポーターズ
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 政治団体・大阪維新の会前代表の松井一郎大阪市長が、4月の任期満了をもって政界を引退する。舵取りを引き継ぐのは現代表の吉村洋文大阪府知事を筆頭とする「吉村世代」だ。松井氏は転換期をこう表現する。「激動の10年から成熟の10年へ」。大阪維新は改革政党をうたい、発信力と実践で駆け上がってきた。そうした「ベンチャー」の時期を過去のものとし、ローカル政界の「与党」として確固たる地位を築くことができるか。目前に迫る統一地方選は、「ポスト松井」の党勢を占う上で極めて大きな意味を持つ。
 吉村氏は既に布石を打っている。自身が再選した場合に新たなパートナーとなる大阪市長選候補を「予備選」で決め、統一選対象の大阪市議選で過半数が取れなければ大阪維新の代表を辞任すると宣言した。世論の喚起を狙うやり方は松井氏やその盟友、橋下徹氏の姿と重なる。ただ、「大阪都構想」の実現を掲げて激烈な政治闘争を仕掛けた頃に比べると存在感のアピールに四苦八苦している印象が拭えない。
 大阪維新が抱える課題を初の試みとなった予備選からひもとくとともに、次なる成長戦略を探る。(共同通信=木村直登)

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