ベンチスタートで「正しい状況を考えていた」

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地サンディエゴで行われたパドレス戦を欠場した。11日(同12日)の試合で腰の張りを訴えて代打を送られ、この日はスタメン落ちし、出場機会がなかった。試合後の会見でデーブ・ロバーツ監督は「大谷は試合に出られる状況だった」と、今後の出場に問題がないことを示唆している。

 ロサンゼルスの地元放送局「スポーツネットLA」が公開した試合後の記者会見で、ロバーツ監督は「点差しだいで大谷は出場できる状況だったのか」と問われると「出られる状況だった」と即答している。

 さらに「正しい状況を考えていた。腰の張りがあって体調を整える必要があったから、今日はリカバリーとした。試合出場のために体は温めていたが、(出場しなかったので)万全まで整える必要はなかった。でも、必要であれば出場は可能だったよ」と続けた。

 大谷自身は、試合前の取材対応で腰の張りについて「昨日のゲーム前からトレーニングで違和感があったので、きょうは僕は出れるかなと思ったんですけど大事を取った感じです」と説明。現在の状態については良化に向かっているとしている。

 違和感は11日(同12日)の試合前トレーニングで感じたといい「張りが強く、やった直後というよりはちょっとずつ症状が出てくるので。今日は解消されているので良かったと思います」と、問題なしを強調していた。

(THE ANSWER編集部)