ダイレクトクラウドは、2月22日に「DirectCloud ウォームストレージ」の販売を開始した。

 DirectCloud ウォームストレージは、データの価値にあったクラウドストレージの利用を促進し、トータルコストの最適化を実現できるサービス。利用頻度の低いファイルを普段は低価格で保存、活用したいときは検索ですぐに探し出してホットストレージ上で活用することができ、バックアップとアーカイブの良さをあわせもったクラウド上のストレージ領域となっている。
 ファイルはすべてDirectCloud上で一元管理するため、オンプレミスファイルサーバー/NASなどの混在環境化で発生するストレージをまたいだ検索が不要となる。また、ユーザーにアクセス権を与えて手動での運用だけではなく、副管理者・管理者により操作を制限して自動移動での運用など、企業のセキュリティーポリシーに応じて柔軟に運用することができる。
 なお、DirectCloudでは、ストレージ階層化をクラウド上で実現し、データの価値に見合ったストレージを利用することでトータルコストの最適化を提供するため、よりコスト削減効果の高い「コールドストレージ」のリリースを予定している。ホットストレージ、ウォームストレージ、コールドストレージを活用することで、DirectCloudでのオールクラウド運用を実現し、ストレージ運用管理に関わる情報システム部のヒューマンリソースを削減、業務負担を軽減する。