ママ友との食事会に参加した、知人のA子。A子は自分の料理だけが運ばれない、というトラブルに遭遇してしまいました。何が起きたのか調べると、あるママ友が関与していて……? 今回は、ママ友の意外な顔を見てしまった知人から聞いたエピソードをご紹介します。

私の料理だけ来ない!?

A子がママ友たち数人と食事会をしたときのこと。他のママには料理が運ばれてきましたが、A子がオーダーした料理だけ、いつになっても来ないのです。
注文ミスを疑ったA子が店員に「私の料理はどうなっていますか?」とたずねると、「もうお出ししました」と言われてしまいました。
A子はオーダー後に仕事の電話がかかってきたため、しばらく席を外していましたが、その間に運ばれていたようなのです。

消えた料理の謎

「運んだ」と言われても、テーブルにA子の料理はありません。かといって、店員が嘘をついているとも思えず、A子はママたちに「私の料理を知らない?」とたずねました。
すると、みんなの目線はB美に集まったのです。

ママ友が原因だった!?

なんとB美は「A子から『料理が冷めるから食べて欲しい』と言われた」と他のママ友に説明し、A子の料理を勝手に食べていたのです。
もちろんA子はそんなことは頼んでおらず、B美の嘘。すぐにバレる嘘をついて料理を横取りしたB美に、A子は絶句してしまいました。
他のママ友は、A子が再度注文をしたと思っていたらしく、A子と同じようにびっくり顔。B美が堂々としていたので、料理をかっさらって食べていたとは思っていなかったそうです。

ママ友の言い分にあ然!

どうしてそんなことをしたのか問い詰めると、B美は「お腹が空いていたのよね」とヘラヘラ。「また注文すればいいでしょ? 温かい料理が食べられてよかったじゃない」と悪びれない態度で、A子はドン引きしてしまいました。
B美はごまかしているわけではなく、本気でそう思っている様子です。良かれと思ってしてくれたのかもしれませんが、「こんな本性を持っていたなんて……」と怖くなってしまったA子。B美とはそっと距離を置くことにしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子