4月6日午前6時半ごろ、福井県福井市の福井駅に隣接する市観光交流センター1階に設置されたフクイラプトルの木製骨格標本の左後ろ足の指が破損しているのを、センター職員が発見した。福井市などによると、県内の男性が骨格標本を囲む柵に腰掛けようとして接触、折れたという。男性は「自分が壊した」と申告、市側に謝罪した。

 現場は同センター内のえちぜん鉄道福井駅側のコンコース。骨格標本は高さ3・4メートル、全長8・4メートルで市が3月に寄贈を受けた。金属製の柵で囲まれており、触れることを禁じる注意書きもある。