5月12日の「母の日」に向けた商戦が、福井県内の量販店で始まっている。鯖江市有定町3丁目のヤスサキワイホーム鯖江店では8日、色鮮やかなバラやベゴニアなど10種類の鉢植え約350点が並び、買い物客が品定めしていた。

 同店はゴールデンウイークから特設売り場の準備を進め、8日から本格入荷し販売を始めた。売り場の約3分の1を占める定番のカーネーションは、3色の鉢植えなどを用意。人気のアジサイは、花びらが星形や小さいものなど豊富な品種をそろえている。

 売り場担当の男性は「今が一番品ぞろえが充実している。お世話になっているお母さんを思いながら、ゆっくり選んでほしい」と話していた。