2年前、西区の広島市立保育園で保育中の園児が川で死亡した問題で、両親が広島市に損害賠償を求めて提訴しました。

おととし4月、西区の市立保育園に通っていた当時5歳の男の子が園内からいなくなり、近くの川でおぼれて亡くなりました。

訴状によりますと、男の子から目を離したところ行方がわからなくなくなったのは園児らの動静を把握する義務に違反したと指摘しています。

また園児が園外に出ることができる場所が複数あったことは、安全対策を怠ったとして注意義務に違反するなどと主張しています。

遺族は保育園を管轄する広島市におよそ8840万円の損害賠償を求めて提訴しました。

1回目の裁判は来月18日に行われる予定です。