現地13日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1クイーンオブザターフステークス(3歳以上牝馬、芝1600m)は、先行する1番人気のズーガッチャが連覇を狙う2番人気アティシューの急追を0.04馬身しのいで勝利を手にした。

 単勝3.50倍のズーガッチャは逃げ馬の背後で3番手をキープし、直線では馬場の三分所に持ち出された逃げ馬の内から残り200mで先頭へ。これに対し単勝3.70倍のアティシューは中団馬群の中から直線で外へ切り替える際に他馬と接触するなど後れを取り、残り200mからスパートするも及ばなかった。

 アティシューの1列前につけた5番人気のセマナがさらに1.24馬身差の3着争いを制し、単勝6.50倍の3番人気トロピカルスコールは逃げるも6着に終わった。

 フェアリーキング系ズースター産駒の4歳馬ズーガッチャはアティシューともどもC.ウォーラー調教師が管理。前走のクールモアクラシックに続く3度目のG1制覇を飾るとともに、前々走のG2ミリーフォックスステークスから3連勝で通算7度目の重賞勝ちとしている。