「上尾串ぎょうざフェス」が4月27日、丸広百貨店上尾店 (上尾市宮本町1) 屋上で開催される。主催は上尾市観光協会。(大宮経済新聞)

 「上尾串ぎょうざ」は2013(平成25)年に「肉で肉巻くスタミナヒーロー」として、「あげお産業祭」のご当地グルメとして誕生した。その後10年を経て再生プロジェクトを始動し、ルールを変更。「串で刺してあること」が条件だが、中の餡(あん)の素材や外に巻くもの、味付けは自由となった。和風や洋風、アジア風味付けのギョーザもあり、中にはスイーツとしても楽しめるギョーザを開発した店もある。

 当日は9店舗が出店。上尾串ギョーザのほか、各店で提供しているメニュー、マグロのつくね、ポークフランク、クレープ、低温レバー、焼きそば、シューマイ、焼き鳥なども用意する。上尾市のイメージキャラクター「アッピー」や市観光協会のキャラクター「あっぽ」のグッズなども販売。ステージイベントでは、アマチュアバンド「小林バンド」や子ども向けのショーやダンス、埼玉出身の落語家、古今亭始(ここんていはじめ)さんと立川志の太郎さんによる「落語(しゃべって!さいたま)」を行う。

 同協会の担当者は「上尾は、これという名物がなかったため、上尾串ギョーザを名物にしたいと市内店舗が一丸となって『上尾串ぎょうざ再生プロジェクト』を立ち上げた。多くの方に知ってもらいたい」と意気込む。「食べ比べや食べ歩きをして、新たな『上尾串ぎょうざ』を楽しんでもらえれば」と話す。

開催時間は11時〜17時。入場無料。雨天決行。