【東京】自民党沖縄振興調査会が18日、党本部であり、沖縄本島北部の新しいテーマパーク「ジャングリア」を来夏に開業するマーケティング会社「刀」(大阪市)の森岡毅最高経営責任者(CEO)が展望や課題を説明した。渡具知武豊名護市長は交通渋滞緩和など周辺インフラ整備の重要性を訴えた。

 会議は非公開で終了後、記者団の取材に応じた森岡氏は「力強い反応をいただけた」と語り、テーマパークの成功がさまざまな事業者の進出や追加の投資を呼び込み、観光人材の底上げにもつながると強調した。

 一方、夜間帯を楽しむための選択肢が不足しているとし、「上質でプレミアムなナイトライフの充実」を課題に挙げた。渡具知市長は「現状では、渋滞は避けられない。課題を直接届けられた」と述べた。