[23日 ロイター] - 米S&Pグローバルが23日発表した4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.9と、4カ月ぶりの低水準となった。製造、サービスの両分野での減速が響いた。3月は52.1だった。

PMIは50が拡大と縮小の節目となっている。

総合の新規受注指数は48.4と6カ月ぶりに低下。3月は51.7だった。

4月の投入価格指数は56.5。3月は58.7と6カ月ぶりの高水準となっていた。

4月の販売価格に関する指数は54.1。3月は56.4と10カ月ぶりの高水準だった。

4月の製造業PMIは49.9と、3月の51.9から低下。4月の新規受注指数は小幅に縮小し、雇用者数の伸びはやや鈍化した。供給網は余剰生産能力の兆候を示した。

サービス業PMIは50.9と、3月の51.7から低下した。