[ワシントン 26日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した世論調査によると、バイデン大統領の支持率が2月の37%から40%に上昇した。11月の大統領選に向け、民主主義への脅威や過激主義を最大の懸念事項に挙げた人の割合が上昇した。

調査は成人1021人を対象に22─24日に実施。バイデン氏は7日に力のこもった一般教書演説を行い、高齢不安の払拭を図った。

民主主義への脅威や政治的過激主義が最大の懸念事項と回答した人は23%で、2月の21%から上昇。政党別では民主党支持者の36%、共和党支持者の11%、無党派層の4分の1がこれらを最大の懸念に挙げた。

米国にとって最大の問題は経済としたのは19%、移民を挙げたのは17%だった。移民が最大の懸念事項とした共和党支持者は32%で、2月の38%から低下した。