[ジャカルタ 18日 ロイター] - インドネシアの北スラウェシ州にあるルアング火山の大規模噴火で、当局は18日、州の空港を閉鎖し、周辺住民数百人を避難させていると明らかにした。

火山は数日前から噴火を繰り返しており、17日に大規模な噴火が発生した。警戒レベルが最高に引き上げられ、当局は避難区域をさらに拡大。800人以上が避難した。

当局はさらなる噴火の可能性が依然として高く、警戒を続ける必要があるとしている。落石や火山灰による家屋へ被害や、近くの病院が避難を余儀なくされたとの報告もあるという。

州都マナドの空港は閉鎖された。また、当局は火山周辺6キロを封鎖し、近隣のタグランダン島の住民も含め、さらに多くの人を避難させている。

リスクの高い地域の住民約1500人は即時避難が必要で、さらに約1万2000人が影響を受ける見込みという。