今年1月13日に宮古島市の製糖工場で作業員の男性が重機にひかれて亡くなった件で、宮古労働基準監督署は7日、安全措置を講じずに重機による運搬作業を実施したとして、労働安全衛生法違反の容疑で工場を管理する会社を那覇地検平良支部に書類送検した。

 宮古労基署や同社によると、工場内でサトウキビの運搬作業をしていた重機が後方にいた男性作業員を巻き込んだ。男性は直前まで重機を運転しており、運転業務を交代して歩いていたところを事故に巻き込まれた。