昨年7月の大雨災害などで被害を受けた佐賀県内の被災地支援を目的に、スポーツカー約120台が集結するチャリティーイベントが19日、佐賀市のどんどんどんの森で開かれる。県内外の企業約200社が募金活動を行うほか、雑貨やグルメなどの出店もある。寄付金全額と売上金の一部を佐賀市や武雄市、江北町など被災した市町に贈る。

 木寺石油(武雄市)、クロスダM&Aセンター(佐賀市)などでつくる実行委員会が主催し、ランボルギーニやフェラーリ、ポルシェ、マクラーレンなどのスポーツカーが九州各地から集まる。救急車や消防車、水タンクトレーラーなど災害時に活躍する車両も展示する。

 佐賀神楽団や赤熊太鼓(しゃぐまだいこ)、佐賀学園高吹奏楽部などがパフォーマンスし、ヘッドスパや占い、ハンドメイド雑貨など約15店、キッチンカー約15台も出店する。参加企業のうち約20社がPRブースを出展する。

 午前10時〜午後4時。雨天中止。出展企業とボランティアを募集している。問い合わせは実行委、電話050(1720)6334。(松尾綺子)