福岡県八女市黒木町の国指定天然記念物「黒木のフジ」の開花シーズンに合わせて、フジがある素盞嗚(すさのお)神社などで4月16〜30日、「八女黒木 大藤まつり」が開かれる。

樹齢600年以上

 黒木のフジは樹齢が600年以上とされ、同神社の境内には約3000平方メートルの藤棚が広がる。例年、4月中旬頃に開花し、1メートルを超える紫色の花房などが楽しめるという。

 まつりは八女市や同市観光協会などでつくる実行委員会が主催。期間中、10店以上が集まって川ガニ料理、ヤマメの串焼き、唐揚げ、ワインなどを販売する物産展や、八女茶のふるまいなどを実施する。

ライトアップで初企画も

 夜間(18:30〜22:00)はライトアップがあり、20、21日には初企画の和傘や竹灯籠による演出を行う。

 21日は大藤を含めて黒木町内の4か所を巡るスタンプラリーを開催し、制覇するとガラポン抽選会に参加できる。

 なお、物産展はまつり終了後の5月1〜6日も「黒木マルシェ」として行う。

 まつりの情報は市黒木支所ホームページや市観光協会黒木支部のインスタグラムでも紹介している。問い合わせは事務局(市黒木支所、0943-42-1112)へ。