宮城県の実習船「宮城丸」でマグロはえ縄漁などの航海実習に挑戦する水産高校の生徒たちが26日、石巻漁港を出発しました。

「宮城丸」で航海実習するのは、石巻市の県水産高校と気仙沼向洋高校の生徒34人です。石巻漁港での出港式では、実習生の代表が決意を述べました。

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実習生代表 高橋竜輝さん:
「長期間親元を離れて生活をするのは初めてですが、たくさんのことを学んで吸収し必ず成長して帰って来ますのでお楽しみにして待っていてください」

実習生代表 高橋竜輝さん

実習生:
「2カ月親と離れるのでどきどきしてますけど、関係ないでしょ気持ちでしょという感じで、頑張りたいなと思う。(将来)船に乗る人生を送るかもしれないのでどのようなものなのか分かりたい」
実習生:
「緊張ですね。頑張りたいと思う」

実習生たちは家族や友人との別れを惜しみながらも希望に胸を膨らませ、港を離れていきました。

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実習では、小笠原諸島の南東海域でマグロ延縄漁に挑戦します。石巻には6月21日に戻り、漁で獲ったマグロを水揚げします。