今週は5日(火)から6日(水)にかけてまとまった雨や雷雨に注意が必要です。7日(木)と8日(金)は関東で天気が崩れ雪の降る所があるでしょう。気温の日々の変化が大きく、来週は4月並みの暖かさとなる見込みです。体調管理や花粉、雪崩にご注意ください。

1週目(4日〜10日) 7日〜8日は関東で雪?

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この先は天気の変化が早く、2日〜3日の短い間隔で天気が崩れるでしょう。関東では7日(木)〜8日(金)は雪の降る所がありそうです。また、気温の変化も大きくなるでしょう。真冬並みの寒さの日もありますので、体調管理にご注意ください。では、詳しく見ていきます。

明日4日(月)は、気圧の谷や寒気の影響を受ける北海道や東北、北陸は日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。大気の状態が不安定で雷を伴い降り方が強まる所もありそうです。関東から九州にかけて、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。ただ、寒気や湿った空気の影響で近畿から山陰、九州では雨や雪の降る所がありそうです。

5日(火)から6日(水)にかけては、前線を伴った低気圧が西日本から東日本を通過する見込みです。そのため九州から東北にかけての広い範囲で雨が降り、雨脚や風が強まるでしょう。低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込むため、局地的に雷雨や大雨になりそうです。また、雪を降らせるような寒気も東北北部付近まで北上するため、北陸や東北南部でも雪ではなく雨の降る所が多いでしょう。雪が多く残っている地域では雪どけによる雪崩などに注意が必要です。

7日(木)は、低気圧や前線は日本の東に離れ、日本付近は緩やかに高気圧に覆われるでしょう。雲は多めながらも、晴れ間の出る所はありそうです。東海から関東の南には低気圧が発生し、8日(金)にかけて発達しながら通過する見込みです。関東では雨や雪が降りやすいでしょう。東京都心も雪マークが付いていますが、今のところは積もるような雪ではなく、一時的か雨に交じる程度となるでしょう。わずかな気温の変化で変わる可能性もありますので、今後の情報にはご注意ください。

9日(土)と10日(日)は北日本中心の冬型となるでしょう。北海道から東北の日本海側や北陸では雪や雨が降りそうです。そのほかの地域では晴れる所が多いでしょう。

気温は、日ごとの変化が大きくなりそうです。明日4日(月)は最高気温が関東から九州は、15℃前後と昼間は厚手の上着がいらないくらいでしょう。5日(火)から8日(金)にかけては、東京で10℃くらいと真冬並みの寒さに戻る予想です。気温の変化が大きくなりますので体調管理にはご注意ください。

2週目(11日〜16日) 4月並みの暖かさ

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11日(月)以降は、春の天気らしく、短い周期で変化するでしょう。現在の予報では、12日(火)は気圧の谷が本州の南を進むため、広い範囲で雨が降る見込みです。13日(水)は、雨マークはついていますが、日中は天気が回復するでしょう。16日(土)も気圧の谷の影響で雨や雪の降る所が多くなりそうです。

最高気温は、東北から九州を中心に平年を上回る日が続く予想です。東北や北陸も10℃を超えて、12℃前後の日が多いでしょう。関東から九州は、16℃前後の日が続く見込みです。東京で18℃というと4月上旬並みですので、日中は日差しが暖かく感じられそうです。気温が高くなると心配なのは、雪崩です。雪が多く残る地域では雪崩のほかにも、屋根からの落雪、雪どけによる川などの増水にもご注意ください。

花粉はスギからヒノキへ

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現在はスギ花粉の飛散がピークになっている所が多くなっていますが、来週あたりからはヒノキの花粉も徐々に多くなる時期になります。上の図のように3月中旬になると福岡や広島などはスギ花粉のピークは越える予想です。ただ、ピークを過ぎても暫くは多い状態が続きますのでご注意ください。ヒノキ花粉で症状の出る方は、対策をしっかりしましょう。

雨や雪の降った次の日や、気温が高くなる日は、特に飛散量が増える傾向にあります。十分にご注意ください。