デ・ロッシ体制できっちりと仕事を果たしている

何かと批判を浴びることもあるが、今季チェルシーからローマにレンタル移籍しているFWロメル・ルカクのパフォーマンスは見逃せない。

特に指揮官がダニエレ・デ・ロッシに交代してからは好調で、今月3日のモンツァ戦でのゴールで今季セリエAでの得点数は二桁10ゴールに達した。

さらにヨーロッパリーグでも7ゴールを記録していて、ルカクとパウロ・ディバラのコンビは対戦相手を大いに苦しめている。

気になるのはルカクの去就だ。所属元のチェルシーとは2026年までの契約を結んでいて、英『Football London』はローマが完全移籍で獲得するには高額な資金が必要になると指摘。サウジアラビアからの関心もあるようだが、今のところルカクは興味を示していないようで、来季へ去就がまだ分からないところがある。

ルカクの実力については元フランス代表のジブリル・シセも「彼はどこに行ってもゴールを決める素晴らしい選手だよ。彼はよく批判されるが、メンタルの強い男だ。批判が彼を成長させているようだよ」と絶賛する。

まだセンターフォワードが固まっていないチェルシーで再度試すのも面白そうだが、ルカクの実力をどう評価すべきか。