藤沢市内各地で、ツツジが見頃を迎えている。湘南台駅東口の湘南台公園(湘南台7の16)では、大輪のオオムラサキなどが咲き誇り、甘い香りと鮮やかな花弁が来場者を楽しませている。

駅前に2・65haの豊かな緑地が広がる同公園では、散策を楽しむ市民や近隣の市民総合図書館や湘南台文化センターの利用者など、多くの来場者でにぎわう。管理する市まちづくり協会によると、園内には4種360本のツツジが植えられているという。

品種や日当たりなどの影響で開花の状況は異なるが、最も多いオオムラサキはまだツボミも多く、同協会では「今年は例年よりもたくさんの花が咲いており、5月の連休明け頃まで見頃が続くのでは」と話す。国道467号線側の藤棚も同時に開花しており、しばらくは共演も楽しめる。

近くに住む30代女性は「買い物ついでに子どもとよく足を運ぶ。ツツジのピンクがとてもきれい」と笑顔で話した。