山形市蔵王三小・蔵王二中(三浦浩子校長)の児童生徒6人が30日、地元の蔵王温泉の2共同浴場で清掃ボランティアを行った。

 大型連休の観光客に気持ちよく入浴してもらおうと毎年行っている。上湯と下湯に分かれ、浴室をデッキブラシできれいにし、脱衣所をぞうきんで磨いた。蔵王三小4年の岡崎慈乃(しの)さん(9)と2年の岳凌(がくし)君(7)のきょうだいは「家でお風呂掃除をしている成果が出た」とにっこり。

 蔵王二中3年の伊東楓さん(14)は小学1年時から欠かさず参加しており、「年に1度の機会なので力が入る。訪れた人に蔵王の湯でリラックスしてほしい」と話した。この日の上湯は45度。子どもたちの地元愛も熱いようだ。