坂東希、椛島光、内藤秀一郎、袴田吉彦らが出演する「プロ彼女の条件〜芸能人と結婚したい女たち〜」(全16話)が、ショートドラマ配信アプリ「BUMP」にて一挙配信中。同作は、hina原作、acca作画の「プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち」 (ゼノンコミックス/コアミックス)を基に、芸能人やスポーツ選手とばかり付き合う一般女性、いわゆる「プロ彼女」をテーマに、女性同士の辛辣(しんらつ)な心理戦やマウント合戦を描くヒューマンドラマ。
このたび、ミスコングランプリ最有力候補の女子大生・宮近京香を演じる坂東にインタビューを実施し、台本を読んだ感想、演じる役柄、現場でのエピソードなどを聞いた。
■マネジャーから驚きの一言「1年分の悪口を言える役だよ」
――出演オファーがきた際のお気持ちをお聞かせください。
率直にうれしかったです。マネジャーさんから「1年分の悪口を言える役だよ」と言われ、すごく楽しみでした(笑)。
――台本を読んだ感想はいかがでしたか?
港区女子のただのポジション争いだけではなく、一人の女の子の人生の分岐点までいってしまうようなストーリー展開に引き込まれました。台本を読んだ後に原作を読んだのですが、港区女子をリアルに切り取っている様子が面白いところではありつつも、怖かったです。
■役との共通点は「人間観察をよくしているところ」
――ご自身が演じる宮近京香という役柄について教えてください。
港区女子という区分でいうと初心者なのですが、プロ彼女になるためにまい進していくエネルギーがすごいです。ですが、実はピュアなところもあって、だからこそ港区の悪いところにどっぷりとはまってしまうのだと思います。素直だからこそ、感情がコロコロと変わってしまって…。
――ご自身との共通点はありますか?
人間観察をよくしているところですね。このドラマって結構嫌な人が多いじゃないですか(笑)。京香も人間観察をしながら巧みに立ち回っていこうと画策するのですが、そういった俯瞰して人を見る部分が似ているかなと思います。
――逆に、相違点はありますか?
男の人のためにここまで頑張れるのがすごいなと思います。自分の夢のためではあるのですが、それこそ身を削って貪欲に進んでいけるのがパワフルで。私にはまねできないですね(笑)。
■内藤秀一郎が占いを熱く語り出し…
――現場でのエピソードがあれば教えてください。
内藤秀一郎さんが明るいお兄ちゃんみたいな存在なのですが、あるロケの日に占いについて語り出されまして。あまり男の人で占いにはまっている方ってイメージになかったのですが、すごい熱量で。ただ現場の女性陣はサバサバしている女の子たちが多かったので、そんなに刺さってはいなかったです(笑)。
――同作は1話2分ほどのショートドラマですが、撮影に関して普段と変わったところはありましたか?
撮影自体は今までと特段変わったところはなかったです。ただ、見る側としては本当にどのようなシチュエーションでも見ることができるので、ちょっと時間があるときなどにぜひ見ていただければと思います。
――「プロ彼女の条件」というタイトルにちなみ、ご自身で「プロ○○」と言えることはありますか?
なんでしょう…「プロ自分のご機嫌取り」ですかね(笑)。なにか嫌なことがあったときに多少根には持つのですが、人生いろいろなことがある中で引きずっても仕方ないので、自分の中で気持ちを切り替えるのはうまいと思います(笑)。
――最後に、見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
とにかくストーリーが面白くて、意外性のある展開です。嫌な人間が多く出てくるのですが、視聴者の方が誰に感情移入して、どの角度から見るのだろうと考えると非常に楽しみです。1回見ると必ず引き込まれてしまうかと思いますので、ぜひ皆さん沼に落ちていただければと思います(笑)。
坂東希が“プロ彼女”を目指す女子大生役を熱演「男の人のためにここまで頑張れるのがすごい」<プロ彼女の条件>
WEBザテレビジョン 2024年04月26日 05時00分