富士山“登山鉄道”構想に地元反発 地盤の不安定さ指摘「富士山は毎日崩れている」

 山梨県が打ち出した富士山登山鉄道構想に対して、富士吉田市が猛反発しています。世界遺産を巡って何が起きているのでしょうか。

■富士山人気過熱 “目隠し”騒動も

「富士山登山鉄道構想」を巡り、揺れる地元
富士吉田市在住 上小澤静江さん(91)
「私は100歳まで登りたい、富士山を愛しています。 もう腹が立って、しょうがない。だから私は(表に)出てきている」

 富士山に、鉄道はいらないと訴える住民。

富士山登山鉄道構想に反対する会上文司厚代表
「白紙撤回に結実することを目指していますので」

 「富士山登山鉄道構想」を巡り、地元が揺れています。

先月30日「富士山を隠す」ための黒い幕を設置する工事が始まる事態に

 風光明媚な、日本が誇る世界遺産・富士山。しかしその周辺では、バスや車の排気ガスによる大気汚染が深刻化しています。

ごみが放置されるなどの迷惑行為が相次ぐ

 コンビニ店の上に富士山がそびえる人気撮影スポットでは、多くの外国人観光客が殺到し、ごみが放置されるなどの迷惑行為が相次いだため、先月30日「富士山を隠す」ための黒い幕を設置する工事が始まる事態になりました。

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