「フランスパン」と「バゲット」違いは…材料、切り方ではなく 専門家に聞く“正解”

 「フランスパン」と「バゲット」、みなさんは何が違うか分かりますか?

 違いは原材料や切り方ではありません。日本パン技術研究所でパン職人を育てている原田昌博さんに、その違いを聞きました。

■「バゲット」は数多あるフランスパンの1種類

日本パン技術研究所でパン職人を育てている原田昌博さん

 2つの違いを理解するためには、まず「フランスパン」の正体を知る必要があります。

日本国内で「フランスパン」と呼ばれるパンの特徴

 小麦粉、酵母、食塩、水のみのシンプルな材料でつくられたフランス発祥のパンのことを、日本では「フランスパン」と呼んでいます。

フランスでは「フランスパン」と呼ばれていない

 本場フランスでは、日本で「あんパン」などを“日本パン”と呼ばないように、「フランスパン」とは呼ばれていません。フランスでは、大きさや形などによって、様々な名称でパンを呼び分けています。

色んな大きさや形のパンがあるが…全部「フランスパン」

 バゲットが日本で最もポピュラーなフランスパンのため、フランスパンと聞くとバゲットを思い浮かべる人が多いのですが、「バゲット」は数多あるフランスパンの1種類にすぎません。

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